06.背景の流線 ~ ペーパーテクスチャと傾斜のコマンド

人物の下にレイヤーを追加して背景を描きますが、このまま色を入れたのでは左の図のように色が透けて混ざってしまいます。不透明度を落としている部分は、色が透けてしまいます。


そこで、人物の下のレイヤーに、2人の人物全体を囲んだ領域を描いて、これをストロークなしの単色塗りつぶし・白100%に設定します。下の図です。レイヤーの名前が「壁」となっているレイヤーです。


この「壁」のレイヤーの更に下にレイヤーを追加して、そこに色を入れると先ほどのように色が透けることはなくなります。


マットの部分は単色塗りつぶしを設定した後、ペイントスタイルパレットで「ペーパーテクスチャ」の「海綿2」を適用しています。濃度調節スライダーで濃さを調節します。


バックの光のようなものは効果線の代わりに入れてスピード感を表現しようと思ったんですが、なんかイマイチでした。

最初に長方形を描いてツールボックスから「傾斜」のコマンドを使うと平行四辺形になります。
その後に白で塗りつぶしてソフトエッジをかけています。これをコピーして大きさを変えてランダムに配置しました。


パスを表示させたところです。右の図の部分は、線も色も切り抜きが多かったのでパスもかなり入っています。
レイヤーの最終的な数は11です。




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