風邪をたちどころに直してくれる薬は現在のところありません。こういう薬を発明すればノーベル賞ものだとさえ言われています。
ですから、古くから日本にも様々な風邪の治療法が言われてきました。誰しも一回は経験があると思いますが、例えば
・卵酒を飲む
・厚着をして布団を多くかぶり、寝ている間に大量の汗をかく。
・輪切りにしたレモンと大根をハチミツにつけて、その汁を飲む
などが代表的なものです。
ただしこれらは日本独特のもので、海外となると、また、その国独自の習慣があるようです。
フランス・・・温めたワインをグラス一杯ほど飲む。
ポーランド・・タマネギ1個をみじん切りにして、砂糖を加えて煮詰めたものを食べる。
イタリア・・・レモンの輪切りをおでこに貼りつけて、それをハチマキで固定して寝る。
ブラジル・・・生ニンニクを糸で輪のようにつなげて、それを首にかける。
医学的な根拠は分かりませんが、本人が信じていればプラシーボ効果で風邪の回復には効果があるかも知れません。