イギリスのテッド・エバンスという人は身長2m83㎝ありました。
身長が異常に伸びるのは「巨人症」という病気で、発育期に成長ホルモンが出過ぎるために起こるものです。
脳の下にある脳下垂体のバランスがなにかの原因で崩れて成長ホルモンが出過ぎるとこの病気になります。
また、発育期の後にこの病気にかかると、あごや手足の指、鼻など、体の先の部分が肥大する「先端巨大症」になります。
しかし身長が伸びるといっても限界があり、いくら伸びても4mの人間にはなれないということです。もしも身長が4m近くになったら、自分の体重で押しつぶされて骨が砕けてしまいます。
仮に4m近い人間が現れたとしたら、常に水の中に入って体重を軽くしながら生活しなくてはならないでしょう。